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2018/12/19 14:51

ホームステイさせていただいてるお家の庭で

 

ボルネオは熱帯雨林気候

一年中 季節は夏

それでも、フルーツにはそれぞれ収穫の季節があります。

 

そして、朝食

完熟してからの収穫

甘味が程よく、えぐみもなく 本当においしい

 

時間があったので ”じゃらんじゃらん”(日本語では 散歩のこと)

カカオ豆栽培のお家を訪問

平均的なお家

トイレは 住まいから15Mほど離れてる。

シャワー室も兼ねているお宅が多い中、

川が真ん前にある今回のお家は、シャワーをするため川に行っている。

明るいうちに行かなければ寒いし、電気がないので真っ暗。

 

ケニンガウからのクラフトの先生・生徒さん・村のお母さんと

 

この村では陸稲が殆ど

 

 

さて、ケニンガウに移動

この川の中に 道路はすでに沈んだ状態で存在しています。

 

想像以上に開発が進んでいる。

 

サラワク州の伝統工芸を習得するための学校

 

伝統工芸のろうけつ染め

現地では バティック布と呼ばれている。

 

ろうけつ染めのほかに

竹製品・陶磁器など いろんな伝統工芸を習得できる

 

個々の施設の2階からの景色が好きなんです。

 

 

毎回帰り道のどこかでスコールに合う。

ボルネオに来たと実感する一つの体験。

 

子供たちが元気な場所は、その場所自体に活気がある。

ウルスナガン村のほとんどのご家庭はキリスト教で

ここケニンガウに来ると、モスクと教会が混在するようになる。

信仰する宗教こそ違うけれど、人々は皆協力し合い・助け合い

お互いの存在をきちんと認め合い暮らしている。

 

マレーシアは多民族国家だけれど

共存共栄できているところが素敵だと思う。

 

伝統工芸を

全ての人が習得できる仕組みがあり

先生と生徒の関係も日本とは かなり違うのである。

お互いの立場を理解しつつ 大切にしている。

そこには優しさと尊敬がある。

改めて、日本の伝統工芸の存続の難しさを痛感する。

 

ジャングルの村を訪問することで、悲しいことではあるけれど、森林破壊が急速に進んでいくのを実感する。私に何ができるのか?日本に居て、森林保全のために何ができて、これから何をしていったらよいのか?これからも永遠にも近いテーマに向き合うことになる。

 

ボルネオでクラフトを製作してくださる村人と日本でそれらを手にしてくださる人々の笑顔を繋いでいきたいと願うばかりです。

 

では、次回はコタキナバル最終日をUPします。