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2019/03/13 20:00

映画「半世界」で お使いいただいた 大きな伊勢志摩備長炭勾玉を一つ作るのに3日くらいかかってしまいます。

でも、どの工程も手を抜けません。仕上がりが違うのです。
もちろん、備長炭自体の個性もあるので、輝き方や木目の出方が違ってきます。


ところどころに、黒い斑点みたいなところがありますが、不良ではないのです。
磨きの段階で、隙間に削った炭が入り込んだものです。
これまた 備長炭の個性なんですよ。
不思議なことに、その黒い斑点も磨ききるとツルツルになります。

映画の中で、稲垣さんが備長炭を叩いている場面がありました。
金属音に近い音です。それ程にかなりの硬度を持ちます。


炭焼き小屋に行くと職人の森前さんがいらっしゃる。

そこから大切に作られた備長炭を
私が丹精込めて磨きアクセサリーに仕上げる。

そして、私から 皆さんのもとに。

バトンは運ばれる。


さて、アジアイロ雑貨店は3月10日まるっと6年が過ぎた。

6年前からずっと私が作ったものは、壊れたら私がお店をしている限り無料で直すとお約束している。
材料を足さなければならない時のみ材料代をいただいている。

たくさんの皆さんに 伊勢志摩備長炭アクセサリーをご購入いただいています、本当にありがとうございます。
もちろん、お直しを受け賜りますので、そんな時はご連絡をいただきますようお願いします。


灰になる備長炭、
アクセサリーになる備長炭、
人の人生のように炭のカタチも様々です。

3/13 ご好評いただいております多面カットペンダント再販開始いたしました!